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一円を一億枚集めたら一億円──体育館が沈みます

著者:カオリ隊長

一円玉を一億枚集めたら、一億円になる。
誰もが知っているはずのこの事実は、なぜか行動の場面になると見えなくなる。

本書は、「小さな単位が集まることで世界が動く」という、あまりにも基本で、あまりにも強力な真理を、静かに掘り起こす一冊である。

貯金が続かない。
投資が続かない。
何かを積み上げる意味がわからない。

その理由は、意志の弱さではない。
人は“大きな結果”ばかりを見すぎて、「一円の行動」を軽く扱ってしまう。

しかし実際に人生を動かすのは、劇的な一手ではない。
小さな行動が、静かに、確実に積み上がる構造そのものだ。

体育館が沈むほどの一円玉の重さ。
それは、日々の習慣が持つ“質量”の象徴でもある。

わたしたちは軽さを笑い、重さを想像できない。
だから積み上げを途中で手放してしまう。

本書は、「小さいからこそ続けられる」「小さいからこそ裏切らない」という積み上げの哲学を、生活と心理の両面から描いていく。

そしてそれは、お金だけの話ではない。
仕事、創作、人間関係、心の立て直し──すべては同じ構造で動いている。

大きなものは、小さなものの総量である。

動けないとき、続かないとき、焦るとき。
その足元にある“一円”を、もう一度見直すための一冊。

ポポッ──その一円、今日も落としてへんか?


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