エゴのざっくりしすぎ問題──咄嗟に反応する心の正体

止まりたいわけじゃない。
むしろ、前に進みたいと思っている。
それなのに、なぜか体や心が先に反応してしまう。
そんな経験はないだろうか。
この本は、その「咄嗟の反応」を
性格や弱さの問題として片づけず、
エゴという防衛装置の仕組みとして整理した一冊である。
第一部では、エゴを「悪いもの」「克服すべきもの」といった見方から離し、
人が生き延びるために備えてきた心の反応として捉え直す。
フロイトの防衛機制、仏教の無我観、近代哲学の自我概念などにも触れながら、
エゴがなぜ膨らみやすく、なぜ制御できないのかを丁寧に解説する。
第二部では、その理解を日常感覚に落とし込むために、
白い風船兄妹「パフ男」と「ポヨ子」を通した物語を描く。
告白の場面、小さな挑戦、何でもない日常。
さまざまな瞬間で膨らむ心が、
邪魔者ではなく、守るための自然な反応であることを体感していく。
この本は、エゴを消す方法を教える本ではない。
前向きになることを強要する本でもない。
自分の中で起きている反応を、
雑に扱わず、誤解せずに理解するための本である。
膨らむ心があっても、行動は選べる。
そう気づいたとき、
止まっていたものが、少しだけ動き出す。
ポポッ🐦✨
反応は止められなくても、そのあとに何を選ぶかは残されている。
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