尖れ、でも支配するな──主権は内部にある

この本は、人生を変えるための本ではありません。
前向きにもなりませんし、
元気も出ません。
仲間が増えることもありません。
ただ、「削られすぎていないか」を静かに確認するための本です。
世の中には、正しさや大義、
「みんなのため」という言葉があふれています。
それらは便利で、安心もくれます。
けれど同時に、
私たちは気づかないうちに
判断を外に預け続けています。
この本が問いかけるのは、正解かどうかではありません。
成功するかどうかでもありません。
それは、あなた自身の判断なのか、ということです。
本書では、人生を「HP(削られ度合い)」という視点で捉えます。
HPとは体力のことではなく、
判断できる余力、選べる力、
静かに考えられる状態のこと。
人は、削られすぎると、
正しさよりも前に
判断力そのものを失います。
辞める、離れる、距離を取る。
本来なら軽くできる選択が、
命がけの賭けのように感じられてしまう。
この本は、まず最低ラインを確保することを勧めます。
寄りかかりすぎないこと。
削られ度合いを計算すること。
プライバシーという壁を持つこと。
SNSという構造から距離を取ること。
そして最後に、「尖れ」と言います。
それは、声を張り上げろという意味ではありません。
他人を従わせろという意味でもありません。
自分の感覚を鈍らせないこと。
主権を内部に置いたまま生きること。
この本は、誰かを導きません。
旗も振りません。
答えも与えません。
必要なときに、必要なところだけ読んでください。
もし役に立たなければ、
それはあなたがまだ削られていない証拠です。
それなら、それでいい。
静かに力を取り戻したい人のための、
判断を軽くする一冊です。
ポポッ🐦✨
尖るとは、外に向かう強さではなく、内側の判断を手放さないことかもしれない。
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