宣言・憲法
帝国の宣言
ここは「無意味」を国是とする帝国である。
意味の暴力に疲れた者は、ここで休み、ここで笑い、ここで蘇る。
これは、そのための宣言であり、帝国の基本憲法である。
意味があるから生きているのではない。
無意味だからこそ、私たちは笑えるのだ。
くだらなさは知性の証。脱力は深淵の入り口。
さぁ、
ポポポポ…のリズムで入国せよ。
無意味帝国案内
無意味帝国とは
ここは、意味を持ち込まない者たちの、
意味を持たない者たちによる、
意味のない者たちのための帝国である。
意味があるから生きているのではない。
無意味だからこそ、私たちは笑える。
この帝国は、意味のない行為にこそ宿る力を信じ、
必要とされない存在に、居場所と肩書きを贈る。
くだらなさは知性の証。
脱力は深淵の入り口。
そもそもこの世界は、
いつでもどこかで「なんとなく」が生んだ
スリッパの音で始まった。
必要性も正義もない。
ただ、ポポポポ…と鳩が歩いた
そのリズムのままに。
無意味帝国憲法
この帝国は、無意味の中で生まれる笑いや、涙や、
ガラス玉のような何かを信じるために存在する。
そのため、ここに無意味帝国憲法を定める。
- 第一条 意味の否定
-
本帝国において、「意味を見出す」という行為は控えめに言って迷惑である。
意味は脱げ落ち、転がり、やがて詩になる。
探すのは自由だが、見つけた瞬間に追放される。 - 第二条 ズレの尊重
-
言葉のズレ、間のズレ、立ち位置のズレ。
すべてのズレは芸術であり、生活であり、国の柱である。
揃っているものは疑え。ズレているものにひざまずけ。 - 第三条 笑いの義務
-
笑うことは、無意味を意味に変える最も暴力的な手段である。
よって本帝国では笑いを推奨する。
笑いが生まれなくても、それを笑う姿勢が尊重される。 - 第四条 解釈の自由
-
すべての無意味は、解釈される前に逃げ出す。
「これは何を表しているのか」と問う前に、まず一緒に遊ぶことが推奨される。 - 第五条 保護対象
-
ルンルン、チノスケ、緑の鼻血戦記、
および今後発見されるすべての無意味作品は本憲法に基づき保護される。
存在理由を問うことは禁止する。 - 第六条 帝国の拡大
-
本帝国は他国と争わず、他国を無視する。
布教活動は禁止されており、「気がついたら迷い込んでいた」という導線のみ許可される。 - 第七条 無意味の永続
-
意味を超えた先に無意味があるのではない。
無意味は最初から、ずっとここにあった。
消されぬように、守られぬように、ただ、そこにあり続ける。
帝国の民
無意味帝国の民は、この三名によって物語を動かしている。
イナン教授
思想研究者
意味に疲れた者のための講義を行う。
言葉の癖と人間の思考を研究している。
- 言葉と構造の研究
- スン民思想
- 人生相談
チノスケ
物語の住人
静かな少年。
世界の違和感をそのまま見つめている。
- 観察
- 沈黙
- 物語
ルンルン
無意味の象徴
どこから来たのかわからない存在。
意味の外側から世界を歩いている。
- 無意味
- 漂流
- 気配
© 2025 無意味帝国|本サイトは「ズレと笑いに生きる」という理念に基づき、すべての無意味作品を保護しています。無断転載・複製はご遠慮ください。
入国者ガイド(マイノリティ宣言)
意味を求めぬ者たちよ、ここに集え。
あなたがここへ辿り着いた理由は、たぶん、どこにもありません。
意味を求めて歩き疲れた足が、少し方向を間違えただけ。
それで十分です。ようこそ、無意味帝国へ。
この国の基本ルール
- 意味は持ち込まないでください。重たくて場所を取ります。
- 笑ってはいけません。でも、笑ってしまいます。それで結構。
- 正論より変論を。ぐるっと回った方が風が涼しいです。
- よくわからなくて正解です。わかったフリは禁止。わからなさに礼。
- “どうでもいい”は国家機密です。この国では、どうでもいいことほど神聖です。
移民としての心得
- 朝起きたら、まず意味を置いてください。
- 他人の無意味を笑うな。自分の無意味を愛でよ。
- 何か始めたくなったら、それが始まりではない可能性を疑ってください。
- この国では、「いいね」より「なんやそれ?」が褒め言葉です。
最後に
あなたが背負ってきた重たい何かは、この国では紙風船くらいの価値になります。
よければそのまま、ふわふわしていってください。