質問(Q)好き嫌いが激しいのですが、別に問題ないですよね?
回答(A)
別に問題はありません。ただし、そのままにしておくと損をする可能性はあります。
好き嫌いがあるということ自体は、感覚がきちんと働いている証拠です。自分に合うものと合わないものを見分ける力があるという点では、むしろ自然なことだと言えます。
ただし「激しい」という状態になると、選択肢が極端に狭くなりやすくなります。出会えるものや経験できることが減り、結果として自分の世界を自分で小さくしてしまうこともあります。
問題は「嫌い」という感情そのものではなく、「嫌い」と感じた瞬間にすべてを切り捨ててしまうことです。
本来、嫌いという感覚は分解することができます。味が苦手なのか、食感なのか、匂いなのか。人であれば、話し方なのか、価値観なのか、距離感なのか。要素ごとに見ていくことで、「全部が無理」ではないことに気づく場合もあります。
好き嫌いが激しい人は、「ただ避ける人」と「分析して使う人」に分かれます。後者は、自分に合うものを見極める力が高く、無駄な遠回りを減らすことができます。
つまり、好き嫌いは欠点ではなく、使い方次第で精度の高い判断力になります。
嫌いとは、拒絶ではなく、まだ整理されていない違和感の名前なのかもしれません。