諸君。
本講義も、ここまで進んだ。
ここでひとつの疑問が生じる。
「では、ピコンはどうすれば来るのか」
方法はない。
結論から言えば、そうなる。
ピコンは、発生させるものではない。
発生するものである。
したがって、呼び出すことはできない。
しかし、何もできないわけではない。
これまでの講義で扱ってきたように、ピコンには来やすい条件がある。
ながらの状態。
力が抜けているとき。
評価されない環境。
ぷるぷるした未確定の状態。
これらは、ピコンの発生を助ける。
しかし、これらを意図的に揃えたからといって、ピコンが必ず来るわけではない。
ここに、決定的な違いがある。
ピコンは、「起こすもの」ではなく、
「起きるもの」である。
したがって、本講義で扱う「ぷるぷるピコン法」とは、方法ではない。
状態である。
確定していない。
評価していない。
意味を急がない。
この状態を、一時的に許可すること。
それが、唯一の「法」である。
ただし、この状態を維持しようとした瞬間、それは維持ではなく、操作になる。
操作が入ると、ピコンは現れにくくなる。
この矛盾は、解消できない。
来たら、受け取る。
来なければ、放っておく。
これ以上の方法は、存在しない。
なお、ピコンについてもう少し踏み込んだ内容は、以下でも扱っている。
以上。