帝国詩は、ただ気分で分かれているわけではない。
そこには、言葉の意味と、感情のエネルギーという二つの軸がある。
本講義では、事故り詩・疲れ詩・無意味詩・吠え詩という四象限を通して、帝国のポエムをひとつの理論として見つめ直していく。

疲れ詩
大事件ではないのに、じわじわ削られる。そんな日々の消耗と、しょうもなさの詩。
事故り詩
日常に潜む小さなズレや、思わず「なんでやねん」と言いたくなる瞬間の記録。
無意味詩
意味に回収されないまま漂う言葉たち。不条理や違和感を、そのまま置いておく場所。
吠え詩
内側の衝突、怒り、存在証明。静かにしていた声が、とうとう吠え始める場所。