事故り詩『防御、ゼロ』

事故現場は、日常にあり。

ただ歩いてるだけやねん

ちょっと暑いけど
まあこのくらいなら耐えられる

額に、汗

ここまではええ

問題は、その先や

普通な

せき止めるやつ、おるねん

眉毛

あいつがな
いい感じに受け止めてくれるねん

でもな

こっちは違う

薄い

防御力、ほぼゼロ

汗、止まらへん

そのまま、直進

目、一直線

いや待て

ちょっとくらい減速せえ

なんか仕事しろ

でも無理や

そのまま来る

直撃

しみる

めちゃくちゃしみる

視界、持っていかれる

なんでやねん

これはな

ただの汗ちゃう

防げたはずの事故や

装備の問題や

鏡見る

……たしかに薄い

そら通るわ

全部、通るわ

眉毛ひとつで
人生のダメージ変わる日もある

ポポッ🕊✨(←読了音)

詩が浮いてるんじゃない、世界が沈んでるだけや。

関連作品