事故り詩 『牛乳がコップギリギリすぎて運べん』

事故現場は、日常にあり。

入れたんは自分や
わかってる
けど、なんでなんや
毎回ギリギリまで入れてまうねん

白いラインが
コップのフチを
なめるように張りつく

ミリ単位のスリル
水平を保て、自分
歩幅、縮めろ、自分
猫背、封印

一滴こぼしたら
敗北

この一杯に
いろんなもんが詰まっとる
昨日の疲れ
今日の空腹
あと、なぜか知らんけど
人生

台所からリビングまで
距離:たったの5メートル

でも、
宇宙より遠かった

ポポッ🕊✨(←読了音)
詩が浮いてるんじゃない、世界が沈んでるだけや。

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