事故り詩『ゴミか宝か、それが問題だ』

子供の頃、
小瓶に爪をためていた。

誰にも見せないコレクション。

親に見つかって、
一瞬でゴミになった。

でも、あれはたぶん、
わたしの時間やった。


手術で取り出した石を、
「持って帰りますか?」と聞かれる。

ちょっと迷って、
ちょっと嬉しい。

なんでやろな。

だってこれ、
わたしの中でできたもんやし。


ボロボロの手ぬぐいを捨てられて、
本気で腹が立つ。

なんでそれ、
勝手に捨てたん。

それ、ただの布ちゃうやん。


顎の下で、
髪を結ぶ。

誰にも見せへん。

意味もない。

でも、ちょっと自由やねん。


ゴミか宝かなんて、
たぶんどうでもよくて、

わたしが覚えてるかどうか、
それだけなんやと思う。


ポポッ🕊✨(←読了音)

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