無意味詩『マロンのロマン』

マロンは言うた。
「うちは、ただの甘栗とちゃうで」

香ばしいだけやない。
ほっこりするだけやない。

あの日、ポケットの中で、
夢を見てたんや。

──モンブランのてっぺんに立つ夢。
──秋の風とデートする夢。

誰も気づかへんけど、
栗にもロマンがあるんやで。

🫧あとがき(つぶやき)
マロンのくせに、夢が壮大。
でも、ちょっとわかる気がした。

関連作品