疲れ詩『だいたい他人』

今日は、なんか変な風が吹いた。

目の前にいた誰かの声が、
カランカランって響いて、
中身が入ってない気がした。

だから私は、
座ってたイスを、
ちょっとだけズラした。

何も言わず、
何も奪わず、
ただ、自分の温度を守るように。

だいたい、
他人やし。

それがわかった上で、
それでも一緒におりたい人だけ、
おったらええ。

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