ルンルン詩『ルンルン詰め放題』

今日は朝から気分が沈んでいた。

でも、駅前の路地に貼ってあったポスターが目に入った。

「ルンルン詰め放題 本日限り」

それだけで少し立ち直った。

行ってみたら、
透明のタッパーの中に、
小さいルンルンがいっぱい入っていた。

水玉のやつ、
キラキラしたやつ、
ちょっとだけイガイガしたやつもあった。

袋にぎゅうぎゅうに詰めていたら、
お店のおばちゃんが言った。

「あんまり無理すると、破れるで」

そうやなって思った。

無理に詰めなくても、
一粒だけでも、
持って帰れたら、それでええ気がした。

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