疲れ詩『モヤモヤは、置いてけぼり』

「あのさー」
って呼ばれたから、
「なに?」って返したのに、
「……いや、別にいいわ」
って消された。

あたしの“なに?”は、空中に浮かんだまま凍った。

結局そのあと何の話だったか教えてくれへんくて、
でもたいしたことじゃなかったんやろなぁって思いつつ、
夜にふと、その“なに?”が思い出される。

あたしの“なに?”、どこ行ったんやろ。
聞き返すには意味がなさすぎて、
でも残ってしまうには強すぎて。

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