事故り詩『ふにゃり黙秘権』

事故現場は、日常にあり。

密封の誓い、どこへやら。
ひとくち目の
パリッが、来えへん。

袋の奥で、
ぎゅうぎゅうに肩寄せ合って
「バレへんやろ」って言うてたのに。

取り出された私は、
湿り気にまみれた正義感で、
今日も味が濃い。

パリッてないだけで、
私は、まだ……海やったんや。

ポポッ🕊✨(←読了音)
詩が浮いてるんじゃない、世界が沈んでるだけや。

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