事故り詩 『観葉植物、帰宅途中でバキバキ』

事故現場は、日常にあり。

やさしく持ってたつもりやねん
大事にしよって思ってたんや
新しい緑
新しい空気
部屋、ちょっとええ感じにしたろって

でもな
電車でちょっと押されて
カバンの中で
「ミチ…」「パキ…」って

いやいやいや
そんな音、植物から出る?

帰って開けたら
葉っぱ、全部あらぬ方向
枝、自由すぎる角度

さっきまで
あんなに整ってたのに

なんやこれ
前衛アートか?

「自然のままでええんやで」
とかいうレベル、超えてる

これはもう
自然ちゃう
事故や

ポポッ🕊✨(←読了音)
詩が浮いてるんじゃない、世界が沈んでるだけや。

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